栗木史多を知ったのは何年も前のニュースステーションの特集だったか?一歩脚を運ぶ毎に泣きながら、「ありがとう」とか言ってエベレストに登っている映像を見てドン引きしました。しかも、自撮りと知り胡散臭さも感じていました。でもまあテレビで特集するくらいなんだからやっぱスゴイ奴なんだろうな。
当時、北アルプスへの登山にのめり込んで僕はスポンサーが付いてヒマラヤ登山に挑戦出来る8歳下の栗木史多を羨むと共に嫉妬を感じていたのは間違いないです。
その後、膝が痛くなって山から遠ざかっている間に栗木史多への興味も無くなっていました。
ある日、本屋をブラブラしていてこの本を見つけ何となくジャケ買いしました。
触りの立ち読みすらしていなかったので家に帰って本を開いてビックリ。栗木史多亡くなってる!
後は一気に読みましたが、著者は栗木史多が余程嫌いだったみたいです。ちょっと悪く言い過ぎではないかと...。