進水式を行いました。

船名はARCADIA号。僕は昭和の男の子なので松本零士のキャプテンハーロックの船からパクリました。これからはナブラを追いかけます。

 

進水式は関係者が集まって御神酒と盛り塩で簡単に終わりました。ではどうぞ!乗ってください!みたいな流れで直ぐ出港になりました。車に取りに行きたい荷物があったけどマリーナの所長までお見送りしてくれているので流れでそのまま出港しました。この時10:00。

事前に風が強く波が高いのは聞いていました。無理はしないつもりでした。

でも、キャビンがついている事もあり調子に乗って三河湾内なら大丈夫だろと走り回ってしまいました。

宇津江港沖この辺まではまだ余裕でした。

江比間を越えた辺りから風と波が強くなります。

ワイパーを作動させないと波を被って前が見えません。

中山水道のブイまで来ました。ほぼ12:00。ここまで1時間の予定でしたが向かい風と波の影響で、ほぼ2時間掛かりました。

気が付けば周りに漁船すらいません。竿を出して釣りをする所ではなくなりました。

チョットやばい。

ブイを回って急いで帰港します。ここから暫くはマジでビビリました。

追い波は難しいと2級船舶免許を取る時に習ったのですが、実際に体験して本当の怖さがわかりました。

まず、波の背中に乗っていると進まない。ここまでで燃料の半分を消費しているので燃料が心配になってくる。

波の背を通り越すと波の斜面を降って舵が効かなくなる。

波の谷間に頭から突っ込むと急ブレーキの様になる。

勢いで波を越えても今度はジャンプ台から飛び降りる様な形になるので物凄い衝撃を受ける事になります。

いや〜三河湾の奥に入るまで30分位マジでビビった。

いい勉強になりました。

三河湾には自動車運搬船が停泊していました。

13:00なんとか帰港。

追い波は進まない感覚が気持ち悪かったりしましたが、やはり向かい風の中を波に逆らって進むより早く進める様です。

風の強い日は、もう船は出しません。