地蔵峠から大鹿村へ

地蔵峠を通過して大鹿村に入りました。

大鹿村側から見た地蔵峠。

そして、できたての道の駅「歌舞伎の里大鹿」

その裏手

なんか山が凄く崩れているけどアレが中央構造線らしい。崩れて見える斜面の麓は大西公園として整備されています。台風とか地震でこれ以上崩れないかハラハラします。

そういえば原田芳雄が主演の「大鹿村騒動記」って映画があったな。観てないけど。今度観てみよう。

分杭峠から北沢峠

大鹿村を後にすると次は分杭峠です。

分杭峠は磁場がゼロになる場所でなんでもパワースポットとして有名だそうです。念珠とかは全く信用していませんがちょっと期待していました。ええ、密かに期待していましたよ。

しかし!実際そのパワースポットの周辺は駐車禁止。一般車両は車を停める場所はありません。

実質、伊那市側の粟沢駐車場に車を止め往復¥800のシャトルバスに乗る必要があります。

テント横のバス専用駐車場の奥がパワースポットらしい。この駐車場お土産とかも売ってます。何だか馬鹿馬鹿しくなってコッソリ写真だけ撮って通過です。

次は北沢峠です。

北沢峠 南アルプス林道バス

国道152号線を静岡県側から北上し伊那市の美和湖の手前で右折すると南アルプス林道バスの停留所があります。

南アルプス林道は一般車両進入禁止です。仙流荘という停留所に駐車場と券売所があり、ここの駐車場に車を停めます。

次のバスの発車まで1時間。諦めて帰ろうかと思いましたが、次にいつ来れるか分からないので次のバスの発車を待つことにしました。

14:20仙流荘前発

15:15北沢峠着

16:00北沢峠発のバスで帰って来ます。

16:45川柳荘着予定です。

この奥の山の方まで行きます。いよいよ出発です。平日の午後で上りの最終便という事もあり、バスの乗客は僕も含めて6人でした。

バスの運転手さんが色々解説してくれながら、どんどん高度を上げて行きます。

甲斐駒ケ岳(2967m)も近付いて来ます。

この岩山も運転手さんが解説してくれていましたが、内容は忘れました。

バスの停留所から見えていたのはこの山、鋸岳(のこぎりだけ)2685mだそうです。

左の頂上が白いのが甲斐駒ケ岳です。頂上が白いのは雪ではなく石灰石の白い色だそうです。

そして終点、北沢峠に到着です。

甲府市側からもバスが出ており、ここでバスを乗り継げば南アルプスを越えて甲府側に降りられます。

周囲は森に覆われているので展望は望めません。木の先端が、ちょっと紅葉しています。

甲斐駒ケ岳も仙丈ケ岳も4時間位で登れます。思ったよりも近いな。

目の前に山小屋「こもれび荘」があります。

山小屋の中はこんな感じです。

ここでコーヒーを飲んで、外でぶらぶらしたらもう出発時間です。上りのバスとは打って変わって、下りのバスは補助席もフルに使用して、定員一杯まで下山する登山客を乗せて下って行きます。本当にギリギリ定員一杯でした。乗り切らない人がいたらどうするのかを誰かが運転手さんに聞いていました。乗り切らない人が出た場合は、麓から増便を出すから安心して下さいとの事でした。

帰りのバスからの景色は、大分日が陰って来ていました。

定刻に仙流荘に到着しました。

さあ、家に帰るか。って家に着いたのが21:00。朝05:00に家を出発しているので結構疲れました。

バイクで行こうかとも考えたのですが、車で正解でした。

南アルプス林道バスを使えば結構楽に甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳を登れる事が分かったので来年登りに行こうかと思います。