硫黄島3島クルーズから帰った3日目と4日目は小笠原 父島に宿泊します。

お金がないので小笠原ユースホステルを使ってみました。

一部屋に二段ベットが4つあり、食事は広間に集まってします。旅行者だけでなく、仕事で滞在している人、やることがなくてとりあえず滞在している人、いろいろな人がいました。食事の後は何故か一発芸大会。まあまあ楽しく過ごせました。

4日目は唯一の丸一日フリータイムとなります。

そこで、父島の南に位置する南島ツアーに参加しました。

まず手始めにイルカウォッチングとドルフィンスイム。船の上から皆んなでイルカを探します。

「イルカいたぞ!皆んな飛び込め!」のインストラクターの号令で海に飛び込みます。

俺「あの〜ちなみに今、水深はどのくらいでしょうか?」

インストラクター「50mくらいかな」

泳ぎは得意な方ですが、ちょっとビビります。リピーターの人達はどんどん飛び込んで行きます。

飛び込んだ時にはイルカの群れは、もういませんでした。

次のポイントでも水中でイルカの姿をちゃんと見ることはできませんでした。ただ、ほぼ外洋で泳ぐことにも慣れて来ました。

3つ目のポイントではインストラクターの合図ですぐに飛び込む事が出来ました。しかし、タイミングが良過ぎた為に、飛び込んだすぐ目の前に正面から泳いできたイルカがいました。こちらもぶつかるかと思う至近距離で、イルカの方もビックリしたのか目の前で急旋回すると同時にフンを撒き散らしながら泳ぎ去っていきました。この時、もし、GOPROとかのアクションカメラを持っていれば衝撃映像が撮れたのに・・・・・・。

ホエールウォッチングはクジラを見る事はできませんでした。
まあ、自然相手なので。

次に南島上陸です。

この島はガイドが同行しないと上陸できず、自然を守る為に1日の上陸者数を100人に制限されています。人が歩くルートも決まっています。

そして、ジブリの「紅の豚」のオープニングシーンのモデルになった所だそうです。

ああ、あの基地の場面ね。

そして、父島のすぐ北側の兄島海中公園でシュノーケリングをします。

ここでは、たくさんの熱帯魚に餌付けをします。

パンの耳を持って水深3m位に潜るとあっという間に熱帯魚に取り囲まれます。

「ほ〜れほれ」などと魚にパンをやっているとデカイ鯛みたいな魚が近づいて来て親指に噛みつかれました。ビックリしたのと、あまりの痛さで息を吐いてしまい、海水を飲みながら溺れかけて水面に上がり、インストラクターに「指噛まれたーーーー!」と報告したところ、「ああ、魚にパンをやる時は手の甲を上にして指の隙間からパンを出して下さいね。そうしないと指をパンを間違えて噛まれてしまいますよ」

って早く言ってくれよ。

魚にパンをやる時は、みんなも気をつけてくれよな!

とまあ色々プライスレスな経験をする事が出来ました。

5日目は朝から15:30の出港までのんびりとブラブラして過ごしましたがそれでもあっという間に時間が過ぎた印象があります。

出港時には、島人ほぼ総出のお見送りがあります。

フラダンスを披露しているグループもありました。

観光船も出てしばらく並走します。

この後、お見送りの観光船の何人かは海に飛び込んでいました。

毎回これをやるのは大変だなぁと感心しましたが、マケーティングとしては大成功です。

僕ですら、また来ようと心に誓うのでした。

これから、東京竹芝桟橋までほぼ24時間、そこから豊橋まで更に新幹線。家まで遠かった。

小笠原は世界遺産になった現在でも、ほぼ24時間かけて船で行くしか手段がありませんが飛行場建設計画も持ち上がっています。旧海軍が使用していた洲崎飛行場跡地を利用する計画のようなので、実行されればあっという間に完成すると思います。そうすれば島の雰囲気もガラッと変わってくるので今の島の雰囲気を味わってみたい人はお早めに。